ほうれい線を消す・改善する最新治療
「最近、笑っていないのにほうれい線が消えない」
「マッサージをしても効果がない」「20代なのに老けて見える」
──昨今、「ほうれい線」についてお悩みを抱える方が急増しています。
本記事では、美容外科専門医の視点から、ほうれい線の原因・改善法・最新の美容医療まで、わかりやすく解説します。自宅ケアからヒアルロン酸注入、糸リフト、脂肪注入など、美容クリニックで受けることができる「ほうれい線対策の最も効果的な方法」がわかる保存版ガイドです。
ほうれい線とは?なぜできるのか
「ほうれい線」とは何か
「ほうれい線=法令線」は、鼻の真横(小鼻の外側)から口角に向かって伸びる“線状の陰影”や“溝”を指します。
医学用語では鼻唇溝(びしんこう)やナゾラビアルフォールド等と呼称されますが、一般的にはシワとして認識されています。単なる皮膚表面の折れ目・境目ではなく、頬のボリュームや骨格・靱帯の構造によって強調される境界線という性質が強いのが特徴です。

笑ったり表情を作ったときに一時的に深くなるのは自然な現象で、年齢を重ねるにつれて頬の皮下脂肪や支持組織の位置・量の変化、皮膚のハリ低下などが重なり、無表情でも目立ちやすくなります。
実は、ほうれい線は生まれたばかりの赤ちゃんにも存在するものなので、年齢を重ねたから出来るものという訳ではありません。若い肌はハリがありみずみずしい為、表情を作ってもほとんどほうれい線は目立ちません。
加齢によってハリや弾力が失われたり、肌の乾燥が進んでしまうと、徐々にほうれい線がくっきりと現れるようになります。ほうれい線がくっきりと出てきてしまうと、年齢を感じやすく、お化粧でもなかなか隠しづらく悩まれている方が非常に多いです。
乾燥による細かいちりめんジワとは異なり、“段差(ボリューム差)によって影が出る”タイプであるため、若い方でも骨格の形、噛みしめ癖、体重変動などの要因で強調されることがあります。左右差が出ることも珍しくありません。ほうれい線は誰にでも生じうる生理的な変化であり、生活習慣や加齢要因に加えて、生まれ持った顔立ちによっても見え方が異なる——その総合結果として現れるのが「ほうれい線」です。
たるみ・筋肉・脂肪・骨格の4つの要因
ほうれい線は単独の原因で生じるシワではなく、①たるみ・②筋肉・③脂肪・④骨格という4つの要素が重なり合って現れる“境界の陰影”です。これらの要素が加齢や生活習慣によって影響しあい、ほうれい線をより目立たせます。どの因子が強いかで見え方や対処法が変わります。
- ほうれい線の4つの要因
- ① たるみ(皮膚・靱帯・支持組織のゆるみ)
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加齢や紫外線、乾燥などでコラーゲン・エラスチンが減少し、頬を支える靱帯やSMASと呼ばれる表在性筋膜の張力が低下する事で頬の位置が下がり、[鼻唇溝(びしんこう)=小鼻の横から口の端にかけて「ハ」の字に伸びる溝]の段差が強調されます。
☑サイン:無表情でも線が残る/夕方ほど深く見える
☑補足:スキンケアだけでの改善は限定的で、根本的な“支える”力に働きかける対策が要点になります。 - ② 筋肉(表情筋の癖・バランス)
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笑筋・上唇挙筋群・口輪筋などの収縮・反復運動、噛みしめ癖(咬筋緊張)により同じ折り目が反復して溝が固定化する事で、ほうれい線が目立ってくるタイプです。逆に一部の筋の弱化で表情の戻りが遅く影が残ることも。
☑サイン:よく笑う・よく話す・噛むときだけ深くなりやすい/左右差が目立つ
☑補足:表情の使い方・生活習慣の見直しで悪化速度を緩やかにできます。 - ③ 脂肪(ボリューム配分の変化)
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頬の脂肪が下方へ移動して鼻唇溝の段差が強調されたり、鼻翼付近の深部脂肪が相対的に減るなど、エリアごとの“増減差”が段差となり、ほうれい線に現れるタイプ。
体重変動が大きい方や、先天的に頬ボリュームが豊かな方で若年でも強調されることがあります。
☑サイン:頬のボリュームが下がって見える/笑うと段差がより強く出る
☑補足:単純な減量のみではより段差が強く出てしまう場合がある為注意が必要です。 - ④ 骨格(鼻・上顎・頬骨の形態)
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上顎骨の後退や頬骨の張り出し具合など、生まれ持った骨格差で皮膚・脂肪の土台が不均一になり、境界の影が出やすくなります。歯列や咬合の状態も、長期的には軟部組織の配置に影響します。又、加齢による骨格の萎縮(頬骨やあごの骨が痩せる)によってもほうれい線となって目立ってくる場合があります。
☑サイン:若い頃から常に同じ位置に影が出る/体重や体調で変動しにくい
☑補足:骨格要因が強い場合、筋肉や脂肪への対策だけでは改善が難しい場合が少なくありません。
同じ「ほうれい線」でも、上記4つの要因から“あなた”は何が主な原因かによって、最適な対策方法は異なります。たるみ=支持、筋肉=使い方とバランス、脂肪=配分、骨格=土台という視点で、多角的に評価することが大切です。
若いのにほうれい線ができる人の特徴
同じ年齢でも「ほうれい線の出やすさ」には個人差があります。骨格(頬骨・口ゴボ)/表情筋バランス/乾燥肌/マスク生活のような要因が重なると、20代のような若年でも鼻唇溝の“影”が強調されやすくなります。
頬骨の張り出し方や口元が前に出て見える状態=口ゴボなど、土台となる骨格の形によっては、年齢に関係なく若い方でも皮膚や脂肪の段差が目立ち、「境界の影=ほうれい線」が出やすくなります。
笑筋・上唇挙筋群・口輪筋などの使い方の偏りや、日常的な食いしばり等で同じ折れ目が反復される場合も同様です。
又、年齢がまだ若い方でも、保湿ケアを怠り角層が乾いてキメが乱れると、浅いシワや影が広がって見え、鼻唇溝のラインも相対的に強調されてしまう場合があります。
最近の若い方は日常的にマスクをする事も少なくないと思いますが、長時間のマスク生活の摩擦や蒸れ→急速乾燥、表情機会の減少も一因となる為、注意が必要です。
男性にも増えている「ほうれい線」問題
近年では、男性でもほうれい線に悩む方が増えてきています。
理由は様々かと思いますが、ひげ剃りによる日常的な摩擦があることや、皮脂は多く水分は少なめという男性肌の傾向で乾燥しやすいこと、そして男性は女性に比べて紫外線対策や保湿ケアがおろそかな傾向にあり、屋外活動によるダメージも蓄積しやすいです。
喫煙や過度のアルコール摂取と言った生活習慣も悪影響があり、これらは肌のハリや弾力を低下させてしまう為、ほうれい線をより目立たせる原因となります。
日常的に出来る対策としては、洗顔後の保湿・UVケアを基本に、生活習慣を見直すことです。外出時の紫外線対策は夏以外でも毎日行う事をお勧めします。
深く刻まれたほうれい線は、ご自身のセルフケアだけでは簡単には戻す事が難しいです。本格的なほうれい線対策をしたい男性には、美容治療がおすすめです。
ほうれい線の種類と見分け方
ほうれい線は主に4タイプに分類されます。この項では、タイプ別ほうれい線の種類とそれぞれの見分け方のポイントについて解説します。
1. 表情ジワタイプ(笑った時にできるほうれい線)

表情ジワが原因でほうれい線が目立つタイプの方は、笑った瞬間に線が深くなり、無表情に戻ると薄れるのが特徴です。
主な原因は、
❶口輪筋・上唇挙筋・笑筋など表情筋の使い方によるクセ
❷皮膚の弾力性の低下や乾燥
です。
•見分け方: 鏡で「笑顔 ➡ 無表情」を比較し、線がすぐに薄れるかを確認します。日頃からよく笑う方や、会話をする機会が多い方に多いタイプです。
•セルフチェック: 口を大きく動かした時だけ特に深く刻まれる場合はこの可能性が高いです。
•対策の方向性: 保湿とUVケアをベースに、ボトックス注射による表情筋の動きの抑制が最も有効です。マッサージや顔ヨガは、かえってシワを刻み込むリスクがあるため、頻度と力加減に注意が必要です。
2. たるみタイプ(頬の脂肪・皮膚下垂による)

皮膚の弾力低下や支持組織のゆるみ、頬のボリュームが前下方向へ移動することで、鼻唇溝との“段差”が強調されるタイプです。
•見分け方: 無表情でも影が残りやすく、夕方になるほど深く見えるのがサインです。加齢による皮膚の弾力低下や、頬の脂肪が下がることが主な原因です。
•セルフチェック: ほうれい線付近の皮膚を軽く指で斜め上へ持ち上げてみてください。線が消える、または大幅に薄くなれば、たるみが原因である可能性が高いです。
•対策の方向性: 皮膚や脂肪を土台から持ち上げる糸リフトや医療用ハイフ(HIFU)、または失われたボリュームを補うヒアルロン酸注入・脂肪注入が効果的です。
3. 骨格・筋肉タイプ(口ゴボ・噛み締め・筋バランス)

頭蓋骨や頬骨、顎骨、歯並びなど生まれ持った骨格によって、ほうれい線が目立ちやすいタイプの方もいらっしゃいます。 年齢を重ねて骨の密度が減少し変形する事が原因のケースもあります。
•見分け方: 10代、20代の若年層でもほうれい線が気になる方や、体重や体調の変化にかかわらず、常に同じ位置に影が出る方はこのタイプが考えられます。小鼻横から上半分にほうれい線が目立つことが多いのが特徴です。
•セルフチェック: 頬を指で強く押さえても、ほうれい線がほとんど薄くならない場合は、土台(骨格)の段差や、強すぎる筋肉の張りが原因である可能性が高いです。
•対策の方向性: ヒアルロン酸やレディエッセなどを、溝を埋めるのではなく、骨格の土台を補強する層に注入するアプローチが有効です。筋肉の緊張が強い場合はボトックス注射が選択肢になります。
4. 混合型

最後は混合タイプの方です。この混合タイプの方は、加齢によるたるみがベースにあり、加齢に伴って骨格や筋バランス、脂肪の配分など複数の要因が重なり、ほうれい線が目立ちやすくなるタイプです。
•見分け方: 複数の要因が重なっているタイプです。無表情でも線が深く残り(たるみ・骨格)、笑うとさらに深く刻まれる(表情ジワ)など、複数のサインが見られます。
•対策の方向性: 単一の治療ではなく、ヒアルロン酸(ボリューム)+糸リフト(引き上げ)+HIFU(引き締め)など、異なるアプローチを組み合わせたコンビネーション治療が最も効果的です。自己判断が難しいため、専門医にご相談ください。
3つの動作で簡単チェック!あなたのほうれい線タイプを見極める方法
ほうれい線は、「無表情の時」「笑った時」「皮膚を持ち上げた時」の3つの状況を観察するだけで、ある程度ご自身でタイプを見分けることができます。
| チェック動作 | たるみタイプ | 表情ジワタイプ | 骨格・筋肉タイプ |
|---|---|---|---|
| 無表情の時 | 濃く影が残る(夕方になるとより目立つ) | ほとんど消えている(うっすらと跡が残る程度) | 若い頃から常に影が残る(特に小鼻横上部) |
| 頬を斜め上に持ち上げる | 線が薄くなる、または完全に消える | 線が消えるが、小鼻の横の折れ目は残ることがある | 線が消えにくい(土台の段差が原因のため) |
| 笑ったり口を動かした時 | 無表情の時よりさらに深くなる | 急激に深く刻まれるが、無表情に戻るとすぐに薄くなる | 構造的な段差の上にシワが加わり、非常に目立つ |
タイプ別セルフチェック詳細と対策の方向性
自分でできる!ほうれい線対策・予防法
ほうれい線は予防できる!?紫外線対策と保湿ケアは必須!!!
自分で出来るほうれい線対策は、紫外線対策や保湿ケア、睡眠・食事・姿勢など生活習慣の改善がメインとなります。深く刻まれてしまったほうれい線をセルフケアだけで改善する事は難しいですが、まだ浅いほうれい線のケアや予防には有効です。
中でも特に重要な事は
●季節や天候に関係なく毎日紫外線対策を行う事
●そして肌の乾燥は絶対NG!化粧水やクリームで保湿をたっぷりする事
この2点がとても大切です。
その他にも、表情筋トレーニングや顔ヨガ、ほうれい線マッサージなども有効とされています。但しこれらはやり過ぎる事で、逆にシワや溝を深く刻み込む原因となる場合もある為、頻度や力加減には注意が必要です。
ホームケア用品として販売されている美顔器やEMS、家庭用ハイフなどを試してみるのもアリかもしれません。
【イラスト解説】自宅で悪あがき!ほうれい線対策マッサージと注意点
「少しでも薄くしたい」という方のために、自宅でできる対策をご紹介します。
ただし、皮膚を強く擦るマッサージは厳禁です。摩擦で色素沈着(茶色いシミ)になり、余計に線が目立ってしまいます。行うなら「内側からのアプローチ」と「頭皮ケア」が有効です。
1. 口輪筋を鍛える「舌回し体操」
口を閉じたまま、舌先で歯茎の外側をなぞるように、大きく円を描いてグルグルと回します。
右回り20回、左回り20回。口の内側からほうれい線をアイロンがけするイメージで行いましょう。口周りの筋肉(口輪筋)が鍛えられ、皮膚の垂れ下がりを予防します。
2. たるみは頭から!「側頭筋ほぐし」
耳の上にある筋肉(側頭筋)が凝り固まると、頬の皮膚を支えきれずに垂れ下がってきます。
指の腹をこめかみ付近に当て、頭皮を頭蓋骨から剥がすようなイメージで、優しく円を描いてマッサージしましょう。目がパッチリし、フェイスラインが引き上がる効果も期待できます。
これらの方法は「予防」や「むくみ取り」には有効ですが、すでに深く刻まれた溝(真皮層の断裂)や、骨格による凹みを消すことはできません。
「頑張ったけれど消えない」という段階まで進んでいる場合は、医療の力で構造を修復する必要があります。
ほうれい線を消す美容医療【効果・持続・費用】
溝の深さの程度や原因別タイプによって、最適なアプローチ方法は変わりますが、美容医療であれば軽症~重症のほうれい線であっても改善する事が可能です。
心斎橋コムロ美容外科は、美容外科歴25年・美容外科専門医である院長池内医師が“骨切り”など、ほうれい線・たるみの土台的原因である「骨格」から根本的なアプローチが可能な為、いかなるお悩みにも対応が出来ます。
この項ではタイプ別のアプローチ方法について細かく紹介していきます。
1. ヒアルロン酸注入(最もポピュラーな治療)
| 効果 | 即効性があり、最も定番な自然なリフトアップ治療 |
| 使用量の目安: | 片側0.5〜1cc |
| 持続期間: | 約半年~1年 |
| 失敗例・バレる原因・デメリット: | 技術力不足による注入後の凹凸やしこり、左右差、不自然さ |
ほうれい線へヒアルロン酸注入の失敗例は、医師の技術力不足による注入後の凹凸やしこり、左右差、不自然さなどが挙げられます。ヒアルロン酸は元々体内に存在する物質の為、技術力の高い医師が適切な製剤を適切な位置に適量注入すれば、失敗のリスクやデメリットは極めて低い施術です。
ヒアルロン酸注入に慣れてくると、適切なスパンを守らずに注入頻度が短くなりがちになる方がたまにいらっしゃいます。そうすると風船のように顔がヒアルロン酸でパンパンに膨れ上がってしまう為、注入頻度には注意が必要です。

芸能人にも人気の施術
ヒアルロン酸注入はメス使わない施術で手軽に受けることができ、術後のダウンタイムも短い事から表舞台に出る芸能人の方々にも人気の施術です。
海外でも日本国内でも、エイジングケアとしてヒアルロン酸注入を受けたことを公表している芸能人や海外セレブは多く存在します。
2. ボトックス注射(表情ジワ・筋肉型に有効)
どんな人に向いているか(笑いジワタイプ)
ほうれい線のボトックス注射は、表情筋が原因で特に笑った時などにシワの溝が深くなるタイプの方に向いています。ボトックスは筋肉の動きを抑える効果がある為、これを小鼻の横や鼻下、口角付近の口角下制筋、エラ(咬筋)、上唇鼻翼挙筋、大頬骨筋などに注射する事で、笑顔を作るときに引っ張られる表情筋に作用させます。

ボトックスの注意点
ボトックス注射を受ける当日は、製剤の効果が弱まる為、飲酒や入浴・激しい運動など血流が促進される事は控えて頂く必要があります。
「笑えない」リスクを防ぐ打ち方
ほうれい線ボトックス注射の注意点として、「笑えなくなる事」や「表情が不自然になる事」が挙げられます。これは経験・技術が未熟な医師に起こり得るのですが、必要以上に注射をしてしまうと筋肉の抑制作用が効き過ぎてしまい、筋肉の動きが過剰に抑制され、表情が硬くなったり、不自然な笑顔になったりします。
心斎橋コムロ美容外科では、経験豊富な院長が、患者様のシワの深さや部位、表情全体のバランスをみて、細かく調整しながら適量を注射する為、自然な仕上がりです。
3. 脂肪注入(長期・自然なボリューム回復)
ヒアルロン酸との違い
ほうれい線への脂肪注入とヒアルロン酸注入の違いは、どちらもボリュームアップする事でほうれい線を目立たなくさせますが、即効性や持続期間、ダウンタイムなどの違いがあります。
手軽さや即効性を最重要視するのであれば、ダウンタイムも短く術後すぐに効果を実感できるヒアルロン酸注入が適していますが、自然な仕上がりで中長期的な改善効果を求める場合は脂肪注入がお勧めです。
部分痩せしたい場所から脂肪吸引で脂肪細胞を採取する必要がある為、ダウンタイムが必要になりますが、一度生着した脂肪は半永久的に残るため、長期的なリフトアップ効果やほうれい線改善効果が期待できます。
ダウンタイム・定着率・後遺症リスク
ダウンタイムについて、腫れのピークは術後2〜3日、大きな腫れは1〜2週間で落ち着きます。内出血は1〜2週間で黄色くなり消え、お化粧する事でほとんど分からないレベルです。注入した脂肪の定着率は一般的に30〜40%程度で個人差がありますが、一度定着した脂肪は半永久的に持続します。
定着率を高める為には、患部を温め過ぎない・圧迫やマッサージは控える、急激なダイエットはしない、栄養をしっかり取る事などが重要です。
メリット:半永久的な若返り
脂肪注入はヒアルロン酸注入と違い、半永久的な効果が期待出来ます。生着率の個人差はあるにせよ、自家組織による自然で半永久的なボリュームアップが可能です。
どうしても脂肪注入が怖い方は、まずは最初に何度かヒアルロン酸注入を行ってみて、永久的な仕上がりにしたいとなった場合に、脂肪注入にチャレンジしてみるという流れもおススメです。
4. 糸リフト(たるみ引き上げに効果)
糸リフトによるほうれい線改善効果
糸リフトは、皮膚を切開することなく皮膚の内部に糸を挿入して、コグ(トゲ)と呼ばれる細かな突起を皮下組織にしっかりと引っかける事で強力にたるみを引き上げ、ほうれい線を改善する事が出来ます。
糸リフト自体は多くのクリニックで行われているポピュラーな施術ですが、糸の種類や挿入する位置、角度、糸の本数などによって仕上がりが全く異なります。
心斎橋コムロ美容外科では、複数の糸の種類をご用意しており、1万件の糸リフト施術実績を基に、患者様のそれぞれのたるみの具合やほうれい線のタイプを見極めて、糸を挿入する「深さ(層)」を的確に定めて施術を行います。この「深さ」が最大のポイントです。
メリット・ダウンタイム・費用
糸リフトのメリットは、まず手軽に受けられるというのが大きいかと思います。施術時間はおおよそ30分程度でそれほど大きなダウンタイムがないのも嬉しいポイントです。反面デメリットとしては、手術ほどの半永久的な劇的効果は望めないという点でしょうか。たるみの度合いやほうれい線の溝の深さなどを見て、どの施術が適応か総合的に判断する場合によってあります。
費用については、糸の種類や挿入する本数によって異なりますが、約15~30万円ほどが目安になります。
若年層でも効果的な予防法
糸リフトは既にたるみ・ほうれい線が気になっているという方にもおすすめですが、予防したい方や小顔効果にも効果がある為、比較的まだ若い20~30代の方にも人気の施術です。糸を挿入する事で、糸の周りにコラーゲンが生成される為、肌のハリ艶アップといったメリットもあります。
5. ハイフ(HIFU)などの医療機器による施術
ハイフのほうれい線改善効果と限界
ハイフはエステでも導入されている人気の機械ですが、美容クリニックで導入されている機械は医療用ハイフと呼ばれ、まさに“切らないリフトアップマシ―ン”であり、リピーターの多い施術です。
医療用ハイフはエステ版とは違い非常に高度な技術が用いられ、当然パワーや出力も強い為、高いリフトアップ効果が期待出来ます。高密度焦点式超音波のエネルギーを狙った層に集中的に届け、たるみの根本的原因になる深部のSMAS筋膜まで熱エネルギーを与える事が出来ます。
但し、たるみの度合いが強すぎる方の場合、ハイフだけでは効果をあまり感じられない事がありますので、適応をしっかり見極める必要があります。
6.【骨格レベルで消す】鼻翼基部プロテーゼ(貴族手術)
「ヒアルロン酸を何度打っても、小鼻の横の凹みが消えない」
「口元が飛び出して見える(口ゴボ)」
このような方は、皮膚のたるみではなく、土台となる骨(鼻翼基部)が陥没していることが原因かもしれません。
土台が凹んでいる場所に、上からいくらヒアルロン酸や糸リフトをしても、平らにはなりません。この場合は、凹みの部分にプロテーゼや自身の軟骨、人工骨などを移植し、土台そのものを持ち上げる手術が適しています。
- 半永久的な効果:吸収されないため、何度も通院する必要がありません。
- 上品な口元に:小鼻の横がふっくらすることで、鼻が高く見え、相対的に口元の突出感が軽減されます。韓国では「貴族手術」と呼ばれ、品のある顔立ちになる人気の施術です。
当院の院長は、骨切り手術も行う形成外科出身の美容外科医です。注入だけでは解決しない骨格レベルのお悩みも、安全性の高い外科手術で解決できます。
CO2レーザーやIPL等との比較
| CO2(レーザー) | IPL(光) | RF(高周波) | HIFU(超音波) | |
|---|---|---|---|---|
| 目的 | イボほくろ除去、毛穴改善やクレーター改善 | シミ・赤み・毛穴治療 | 引き締め(弾力) | 引き締め+引き上げ |
| 照射する層 | 真皮層 | 表皮層~真皮層 | 真皮層 | SMAS筋膜層 |
| おすすめの人 | イボやほくろ、クレーターなど部分的に目的の物だけ除去したい方 | シミ・くすみ・毛穴治療など、複数の肌悩みを同時に改善したい方 | 肌のハリ不足や小じわ、軽度のたるみの“引き締め”と質感の底上げなどをしたい方 | ほうれい線や二重あごなど、たるみをしっかりと改善したい方 |
ほうれい線の治療別比較表
| 即効性 | 持続期間 | 費用目安 | ダウンタイム | 向いている人 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒアルロン酸注入 | ◎ | 約6〜12ヶ月 | 4〜10万円/1cc | 少ない | 初めての方、手軽に治療を受けてみたい方 |
| ボトックス | ○ | 約3〜6ヶ月 | 2〜6万円 | ごく短い | 表情ジワタイプの方 |
| 脂肪注入 | △ | 半永久的 | 20〜40万円 | やや長い | 半永久的な効果を求める方、ヒアルロン酸注入などを複数回行っている方 |
| 糸リフト | ○ | 約1年 | 10〜30万円 | 数日 | たるみが気になる方、小顔効果や美肌効果も求めたい方 |
| HIFU | ○ | 約3〜6ヶ月 | 2〜10万円 | ほぼなし | 軽度なたるみが気になる方 |
症例写真・ビフォーアフター
糸リフト症例(50代女性)
BEFORE
AFTER

| 解説 | 50代女性のスレッドリフト症例になります。法令線、マリオネットラインの弛みの改善目的にバイニードルリフトを片方につき4本ずつ入れています。溶けるまでに2年以上持続するPCLを原料としているため、従来の糸と比較しても長期間のリフトアップ効果を期待できます。術後写真は、1週間後のものですが、腫れ、内出血もほとんどなく、リフトアップの効果を実感していただけました。 |
| 患者様 | 50代女性 |
| 費用 | 233,350円 (税込) |
| 施術のリスク副作用 | 感染(化膿する)・血が溜まる・引き上がりの左右差・皮膚の凹み・糸を固定した部分の膨らみ・糸が触れる・糸の露出・糸が透ける・糸に対する違和感・異物感・突っ張り感・引きつり感・リフトアップの効果の少なさ・一時的な顔面神経麻痺(眉、口の動きの麻痺)等 |
よくある質問(FAQ)
Q1.ヒアルロン酸でほうれい線は本当に消えますか?
A. 多くのケースで、注入直後から劇的な改善を実感いただけます。
ほうれい線ができる原因は、骨格のへこみ、皮膚のたるみ、脂肪の下垂など様々です。
軽度〜中等度のほうれい線であれば、ヒアルロン酸注入で溝を持ち上げることで、ほとんど目立たなくすることが可能です。
ただし、頬のたるみが非常に強い場合や、溝が深すぎる場合は、ヒアルロン酸だけでは限界があることも事実です。
その場合、当院では持続性の高い「レディエッセ」の注入や、根本的な「フェイスリフト手術」、鼻翼基部を持ち上げる「貴族手術」など、患者様の状態に合わせた最適な治療法をご提案し、確実に消すアプローチを行います。
Q2.ヒアルロン酸とボトックス、どちらが向いていますか?
A.
「無表情の時もある溝」ならヒアルロン酸、「笑った時だけ出るシワ」ならボトックスです。
-
ヒアルロン酸: すでに刻まれてしまった溝(無表情でも線がある状態)を埋めて目立たなくするのに適しています。
-
ボトックス: 笑った時に筋肉が動くことでできる「表情ジワ」を抑えるのに適しています。 多くの患者様はこれらが複合しているため、状態によっては併用することで、より若々しく自然な仕上がりになります。
Q3.ヒアルロン酸を打ちすぎるとどうなりますか?
A. 適切な量とデザインで行えば、不自然になることはありません。いわゆる「ヒアル顔」は、シワを消そうとするあまり過剰な量を注入したり、注入する層(深さ)を誤ったりすることで起こります。当院では、単に溝を埋めるだけでなく、お顔全体のバランスを見て「マイナス5歳」の自然な仕上がりを目指します。また、万が一仕上がりにご満足いただけない場合に備え、ヒアルロン酸を分解して元に戻す薬剤(ヒアルロニダーゼ)も常備しておりますので、安心してご相談ください。
Q4.若い人(20代・30代)でもほうれい線治療は必要?
A. 骨格的にほうれい線が出やすい方は、早めの「予防注入」がおすすめです。
日本人などのアジア人は、鼻の横(鼻翼基部)の骨が低く、若くてもほうれい線が目立ちやすい骨格の方が多くいらっしゃいます。
20代・30代のうちにヒアルロン酸などで段差を埋めておくことは、将来的に深いシワが刻まれるのを防ぐ「アンチエイジング」としても非常に有効です。大掛かりな手術が必要になる前に、手軽な注入治療でメンテナンスすることをお勧めします。
Q5.整形以外でほうれい線を消す方法は?
A.予防にはなりますが、できてしまった深いほうれい線を消すのは困難です。
保湿やマッサージは、乾燥小ジワの予防やむくみ取りには効果的です。しかし、ほうれい線の根本原因である「靭帯(リガメント)のゆるみ」「皮下脂肪の減少・下垂」「骨の萎縮」は、化粧品やマッサージなどの外的アプローチでは改善できません。
間違ったマッサージで皮膚を強く擦ると、かえって色素沈着やたるみを悪化させるリスクもあります。構造的な変化には、美容医療による内部からのアプローチが最短かつ確実な解決策です。
Q6.男性でも施術できますか?
A.はい。ビジネスマンの方を中心に、多くの男性患者様にご来院いただいています。 男性は女性に比べて皮膚が厚く、皮脂量が多いため、深くくっきりとしたほうれい線が刻まれやすい傾向にあります。ほうれい線が深くなると「疲れて見える」「不機嫌に見える」といった印象を与えがちです。 当院では、男性特有の骨格や皮膚の厚みに合わせ、女性とは異なる注入デザインで「若々しく、精悍(せいかん)な印象」を作ります。営業職や経営者の方など、身だしなみの一環として受けられる方が増えています。
心斎橋コムロ美容外科のほうれい線治療が選ばれる理由
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「ヒアルロン酸を打ったけれど満足できなかった」「切開リフトを検討しているけれど怖い」 そんな方が最終的にコムロ美容外科を選ばれるには、3つの理由があります。
1. 美容歴25年以上の院長が、すべての施術を担当 大手チェーン店のように、経験の浅い医師が担当することはありません。麻酔科医としてのキャリアと、25年以上の美容外科経験を持つ院長が、カウンセリングから注入、手術、アフターケアまで一貫して責任を持ちます。
2. 「プチ整形」から「骨切り」まで、全方位の治療が可能 当院はヒアルロン酸注入だけのクリニックではありません。 「ヒアルロン酸では改善が難しい」と他院で断られた深いほうれい線に対しても、糸リフト、フェイスリフト、貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)など、外科手術を含めた多彩な引き出しから、あなたにベストな解決策を提案できます。
3. 「自然な仕上がり」へのこだわりと保証制度 「いかにも整形しました」という顔ではなく、あくまで自然な若返りを追求します。ヒアルロン酸と糸リフトを組み合わせるなどの複合治療で、立体的で美しい仕上がりを実現します。また、万が一のトラブルに備えたリタッチ保証制度も完備しており、安心して施術を受けていただけます。
監修医情報
- 医師
- 医療法人秀晄会コムロ美容外科(大阪・心斎橋)
院長 池内 秀行(いけうち ひでゆき)
- 経歴
-
- 1996年 神戸大学医学部卒業・同大麻酔科入局
- 2000年 大手美容外科 入職
- 2001年 コムロ美容外科入職
- 2006年 心斎橋コムロ美容外科クリニック 院長就任
- 資格
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- 日本麻酔科学会会員
- 麻酔科標榜医
- 日本美容外科学会(JSAS)会員
- 美容外科(JSAS)専門医
- アラガンボトックスビスタ認定医
- アラガンジュビダーム認定医

